人生について

人生を自由に生きた人間の末路│自由をはき違えるとどん底まで落ちます

人生を自由に生きた末路の画像

こんにちは。社会の名も無いJDです。

私は小学校から大学にかけて

自由に生きる

ということをしてきました。

小学生低学年のころに池田理代子先生の『ベルサイユのばら』を読みそのときに、主人公オスカルがこんなセリフを言ったんですね。

「こころは自由だからだ!」

このセリフに妙に心打たれてしまい、その後「自由でなければ意味がない」と、多少偏った考えを持つようになってしまいます。

家庭不和で感情を抑圧して生きていたから自由になりたかったのね

その結果、「世間の常識」にとらわれず、人生をかってに行ったり来たりして、できるだけ好きなように生きるようにしてみました。

学生時代を自由に生きた

自由を満喫した学生時代。自由に生きると社会に出た時どうなるのか?

引きこもりとヤンキーを経験した中学時代

中学1年生⇒ネットゲームにドはまりして学校に行かなくなる。

当時はパソコンで”ネトゲ”というものが大流行りしていて、ドはまりしました。

両親はテストの点さえよければ口出しをしてこなかったので、テスト勉強だけは死ぬ気でがんばって、残りの時間を全てネトゲに費やしていました。

中1をネトゲにささげるなんて、やばいわ

中学3年⇒ヤンキーになる

ヤンキーって、授業さぼってもいいし、早退してもいいし最高!と、とにかく自由な生活を満喫していました。

行き過ぎた悪さに先生が怒ると「あ?心は自由だし」とわけのわからない言い訳を言って、自分を擁護していました。

成績がやばくなり、高校に進学が危うくなりました。これが自由の代償か?

超自由な高校に行って自由を満喫

実は中学校の制服があまりにださく、制服に軽いトラウマができてしまい、制服がない超自由な高校に進学しました。

あまりにも学校が自由過ぎて、世間の常識というものも身につかず、勉強もせず遊んでばかりでした。

 

部活もやらずにバイトに明け暮れ、特に得たものはなし。

大学と家の往復

大学時代は学科の勉強だけをしていました。

大学デビューに失敗し、大学生活は大学と家の往復でした。

唯一人よりも頑張ったなと言えるできごとは、留学。

というか、大学では友達もいないし講義に通うのすら辛かったので、「海外留学に行けばこの辛い空間から逃げられる」という逃げの留学でしたが。

別に語学をマスターしたい!とか海外で新しい価値観に触れたい!とかそんな大仰な目的もなく、ただこの辛い現状から逃げたいという気持ちだけで海外に行ったので、特に人に自慢できるような語学能力も成功体験もありません。

そのまま暗黒時代に突入し、就職活動も難癖をつけたいしてやらず…

ここでの自由の代償⇒あまり待遇の良い会社に入れず、結局自由が奪われる。

安娜
安娜
ホワイト企業なら休みも多くて自由な時間が多い

人生20年間無駄にした

おわかりでしょうか?

私がこの約20年の間に得たものは何もありません。

常に自由な選択をした結果、なにもない人間になりました。

私には何もありません。

友達もいないし

勉強の知識もないし

職は一応あるけど大したことない

自由に生きるって何だろう…完全に自由の意味をはき違えていました。

ふと周りを見てみると、「みんなすごいな~もっと気楽に好きに生きたらいいのに」と憐みの目で見ていた当時の同級生たちは、私の1歩も2歩も、いや50歩くらい私の先を歩いています。

 

自由の借金でつぶれそう

昨今、「自由に生きる」とか「好きなことで食べていく」という言葉がはやっていますね。

でも自由になるためには、社会的地位・お金・余裕が必要なんですね。

当たりまえなことだとは思いますが、「自由に生きる」という言葉だけが歩き回り、その自由を支えるための努力はあまり語られていない気がします。

まぁ誰しも涼しい顔で、「私?自由に生きてみた結果がこれです✨」と言いたいですものね。

成功者を見ている側だって、影の努力には目がいかないもので、表面的なことだけを見て「羨ましい🤤」となりがちです。

しろねこ
しろねこ
現実ってやつを知りたくない。努力するのはめんどくさいから

 

「自由に生きる」ってとっても素敵なことです。

でも、自由ってじつは超高価なもので、わたしのような一般人がやたらと使っていいようなものではありませんでした。

自由は努力した分だけもらえるもの。努力せずに使っていけば、それはやがて大きな借金となって自分自身を苦しめ始めます。

私は自由の無駄遣いをしすぎて「学生時代に背負い込んだ自由の負債」で今はものすごく苦しんでいます。

 

この負債を返すためにどれくらい頑張らなきゃいけないんだろうか…。

 

これから自由に生きる方法

でも、やっぱり自由に生きる夢は忘れていません。

自由に生きるために必要なものは

  • ある程度のお金◎
  • 社会的地位△
  • 余裕◎

だと考えられます。

お金があれば働かずに暮らしていけますし、余裕があれば人生が豊かになります。

結局、経済基盤と社会的地位を築くために仕事に専念するのがいっとう早いんですね…。

振出しに戻ってしまいました。

でもたぶんそれでいいんです。

世の中の人たちは自由になるために仕事を頑張ったり勉強を頑張っています。

 

経済面に関しては、特に資格やスキルを持っていると仕事を見つけやすくなるので、人生の合間に休暇を取りながら、のんびり働けるかもしれません。

  • 医療系の免許
  • ずば抜けた営業スキル
  • IT知識 など?

あとは、自分で独立をして稼いでみるかな?

自分で独立して入れば休暇も働く時間も自分で選ぶことができます。

「常識にとらわれてはいけない」という言葉も流行っていますが、常識がないと人間生活が潤滑に進みません

常識を持った上で、適宜判断して常識を無視するというのが一番いい判断。

 

とにかく努力をしまくった先に自由があるのです。

自分の好きなことを犠牲にして努力をするのは辛いかもしれないけど、逆に努力さえすれば自由になることができます。

 

自由を得るためには下準備が必要

いろんなサイトで「自由になりたいなら常識をまず捨てる」だとか、「旅に出てみる」だとか言われていますが、下準備なしに唐突に始めては失敗したときの代償が大きすぎます。

いきなり自由になろうとして成功するのは一部の才能ある人たちだけですね。

あまり世間の自由をそのまま真に受けてはいけません。

お金なり、時間の余裕なり、そういうものを準備してから自由に挑むべきです。

ABOUT ME
絢美
絢美
神奈川県でエモい暮らしをしているOLです。 日常のこと節約のことエモいこといろんなジャンルの記事を書いています。 >>絢美詳しいプロフィール