休日の趣味はもっぱらNetflixを見ることね。外出自粛だし、お金もかからないし、勉強にもなるしこれが一番♪
エモいものが大好きなブログ筆者ですが、最近は外に出る機会も減り、めっきり家でNetflixばかり見る生活をしています。
独特な世界観を持った映画やアニメが大好きで、この暗くて不景気なご時世に敢えてアングラっぽい映像を好んで見ては感傷に浸っていますが、そんな私がおススメするエモくて独特な世界観を持つアニメを紹介していきたいと思います。
エモいアニメを探している方はぜひ参考にしてみてください✨
ラブデスロボット
ラブデスロボットは主にSF・ファンタジー・ホラーといった複数のジャンルの短編で構成された全18話からなるNetflixオリジナルの短編アニメ集です(実写も混ざってる)
全て見切り作品で、1つ1つにストーリーのつながりはありません。
海外のアニメとか目がギョロッとしてたり、なんとなく好きになれないんだよなぁ~と思いつつ、1話を見たらもう面白くて面白くて一気見してしまいました。
というより、私がNetflix自体にはまった作品と言っても過言ではありません。
『ラブデスロボット』という題名の通り、セックス(ラブ)暴力(デス)SF(ロボット)の3つがテーマとなった作品がほとんどです。
日本のSF作家で有名な星新一の作品をダークファンタジーにしてエロを足した感じ、というと分かりやすいかもしれません。
- 近未来的な都市がたくさん出てくる
- どの作品もダークなのに、話がしっかり面白い
- エロとエモは紙一重だと思う
個人的にいちばんエモくて私好みのファンタジーだったのは『目撃者』
ある女性が殺人を目撃してしまい、その殺人鬼から逃げ回るという単純なストーリですが落ちが非常に気になるのと、サイケな都会の背景を半裸の女性が逃げ回るというなんとも魅力的な作品でした。
劇中セリフはほとんどありませんが、逆にそれがイイ恐怖感と味を出していて、効果的な演出だと言わざる負えません。
エモを求めている人なら、こんな世界私も住んでみたかった…と思わず憂鬱になってしまう(もちろんいい意味で)作品なこと間違いなしです。
全作品の落ちが、「えっここで終わり?この先どうなるのよ!」という作品ばかりで、もっと次が見たい、次の作品はどんな話なの?とどんどん見てしまい、18話を一瞬で見終わってしまうと思いますよ。
ドロヘドロ
日本の最高峰とも言われている藝術大学出身の林田球先生の漫画が原作
魔法使いの世界に住む魔法使い、ホールに住む人間、地獄に住む悪魔たちが織り成す群像劇系アニメです。
ダークコメディファンタジーで、かなり思い切ったグロテスクな表現も要所要所で出てきますが、登場人物が謎に明るく能天気で、
廃工場や、謎の魔法を使う魔法使いたち、ちゃんと見てるのになんじゃこりゃ!?となってしまうカオスっぷりのストーリーが心に刺さりまくりました。
正直、一回見ただけではドロヘドロの世界観を理解することは不可能なんじゃないかと思えるカオスっぷりですが、カオスで意味が分からなくてもキャラの魅力がありすぎて、魅入ってしまうこと間違いなしです。
3Dアニメなのですが、動きがとってもなめらかで3Dアニメが苦手な方でも抵抗なく見れると思います。
- すごすぎる書き込みの荒廃したホールの背景
- 心に刺さりまくる魔法とかホールの設定
- ダークな世界観とは裏腹に能天気な登場人物たち
AKIRA
東京オリンピックが中止になることを予言したとかで、とても話題になった作品ですね。
映画の中ではクーデターが起きることで非常事態宣言が発令されますが、実際の2020年4月の日本でも非常事態宣言が発令するなんて誰が想像できたでしょうか?
※東京オリンピックはまだ中止になっていません※
エモくてちょっと退廃的な映画として以前からずっと興味を持っていたのですが、これを機に初めて見ることにしました。
1988年に公開されており、10億もの資金がつぎ込まれて作られた、当時としては革命的なアニメだったそうです。
古いアニメなだけあって、画像は粗目ですが、それが逆にいい味を出しています。
新型爆弾により東京は崩壊
ビル群が乱立したネオ東京が舞台となった世界
政府への過激な暴動
そんな世界で超能力に目覚めて破壊の限りを尽くす友人を、主人公たちが全力で留めに入るというストーリー。
友情・アクション・エモ、アングラ版な少年ジャンプ系と言ったら分かりやすいでしょうか
ストーリー自体はアクション要素が強いですが、生命の知識はどこからきているか?など、哲学的な内容も内包されており、高度経済成長期だった日本人にはそんな悩みや疑問を考える余裕が出てきた時代だったのかなと思ったり思わなかったり。
- ネオ東京と荒廃しきった東京
- 今は亡きレトロな文化
- 哲学的な話
峰不二子という女
テレビアニメのルパン三世シリーズのの放送開始40周年を記念し、27年ぶりに連続テレビアニメシリーズとして制作された作品です。
ルパン三世の作風と言えば、主人公ルパン三世が仲間の次元と五右衛門とともにお目当てのお宝を盗み出すドタバタコメディ(ときどきシリアス?)ですが、『峰不二子という女』では、主人公の峰不二子を含め、登場人物が全員クールな性格に修正されています笑
いつもはルパンにしてやられっぱなしの銭形も、この作品においてはクールで落ち着いた刑事。
私はルパン三世の映画自体が好きで、多分ほとんどの作品を見ていましたが、この作品においては声優さんが変わったり、キャラクターの性格にも変更があったりと、アニメルパン三世の歴史のなかでは結構革命的な作品だと思っています。
くわえて、峰不二子が美人過ぎるし、スタイル良すぎだし、見てるだけで自分もいい女になった気がしました。
ちなみに、この作品の何がエモいかというと、ストーリー部分。
ネタバレになっちゃうから多くは語れませんが、峰不二子の衝撃的な過去や、廃遊園地でのできごと、心に刺さること間違いなし。
最高のエモポイントは幼少期の不二子の回想シーンになります。機械的なBGMと相まって幻想的でちょっとエロスな雰囲気がたまりませんでした。
このシーンだけでも見る価値あり!
- 峰不二子の幼少期の暴力的でエロティックなシーン
- 峰不二子がとにかく美人過ぎる
- 廃遊園地
GREAT PRETENDER
適当にNetflixを漁ってたら見つけたアニメ
なんとなく見始めたら案外面白くてはまっちゃいました。
詐欺師の父親に枝村まことを巻き込んだ詐欺師集団が活躍(暗躍)するストーリー
しょっぱなから枝村誠となぞの外国人が英語でペラペラと会話をしだすシーンにとっても感動しました。
英語の発音いいし、敢えて日本語字幕を付けていない個所もあり、日本のアニメもとうとうここまできたかという感嘆の域ですね。(Netflixはアメリカの会社ですが笑)
詐欺師集団っていうとゲスい話なのかと思いきや案外ハッピーエンドで終わる上に、悪VS悪の展開が多いので何となく安心して見れるアニメでした。
主人公たちは自分たちのことをconfidence man と呼んでいます。
confidence manってなんぞや?と調べたところ、「信頼・誠実・信用」という意味のconfidenceが詐欺には不可欠ということでconfidence=詐欺という意味があるみたいですね。
私が一番注目しているエモポイントは、背景シーン
ストーリーとかもいいんですけどね、どちらかと言えば面白いアニメですが、エモという観点からみると、一番のポイントは背景と色彩です。
色彩、スタイル、どのシーンもチルでどこか気だるくて、見てるだけで心が気だるくなります(あくまで誉め言葉です)
今流行りのchillwaveとかそんな言葉を連想させるアニメでした
- chillな背景や色彩
- 英語表現がとにかくすごくリアル!
- 登場人物たちにも良く分からない魅力がある
血界戦線
ニューヨークが大崩落し、異世界と混ざり合ったビヨンドで特殊能力を操る秘密結社ライブラが暗躍するお話
正直絵柄にエモさはあまりないけど、世界観がとにかくエモい!
異形頭とかよく分からない生命体が人間たちと同じ世界で暮らし、様々な事件が起こっていくはちゃめちゃストーリー
世界観が独特なのはもちろん、道やレストランに登場するモブキャラ1人1人にも感情があり、あぁ~この人たちも全員この世界に生きている住民なんだと感じさせてくれるところがたまりませんでした。
モブキャラが適当に書かれていると、なんとなくアニメを見させられているという気分になってしまいますが、モブキャラもしっかり描かれているとそのアニメの世界自体にのめり込める感じがありますよね。
自分もこの世界にいたらこんなことしてるのかな~?みたいな笑
ストーリーはあるけど、え?そんなのあり?みたいな意味不明な展開だったり、幻想的な遊園地シーンだったりエモさを求めてるあなたの心に刺さること間違いなしだと思います。
- 独特な世界観と作り込みがすごい
- 登場人物がエモい
- 意味不明だけどのめり込めるストーリー展開
エモい映画をさらにエモく見るために
エモい映画をさらにエモく見るためには断然、プロジェクタがおススメ
壁に移して部屋を暗くしながら見る至福のひと時は誰にも邪魔させません♪